
こんにちは!公認会計士クロです!!
今回は、2019年度の大手監査法人(Big4)の業績を分析する記事を投稿しました

今回の記事は以下の疑問にお答えします!
大手監査法人の中で一番売上が大きいのはどこ?
大手監査法人の中で一人当たりの売上が大きいのはどこ?
大手監査法人のクライアント推移は?
大手監査法人の人員構成は?

ソースデータは以下の通りです!気になる方は直接ご覧ください!
2019年度 大手監査法人の業績比較・分析 (あずさ、トーマツ、EY新日本、PwC)

監査証明業務収益・非監査証明業務収益の比較 (2019年度)



総収益はトーマツが一位ですね!


コロナの影響で減益したりしないんですか?4大法人全て収益が増加していて凄いです!

契約内容によりますが、監査契約などは1年契約で収益の大枠は確定しています!コロナの影響を受けるのは一般企業よりも時差があると考えられます!


ここでいう”1人あたり”とは構成員全員を指します!

1社あたりの非監査業務収益はPwCがダントツですね!


これだけ見ると、PwCのパートナー1人あたりの業務収益が凄いですね!
大手監査法人のクライアント数 比較(2019年度)



監査クライアント数はまだまだEY新日本が多いですね!非監査クライアント数はトーマツが1位です!


全体的にクライアント数は減っていますね!EY新日本は他と比べてクライアント減少しているけど、業務収益は前年比で増加していて凄いですね!

大手監査法人も採算の悪いプロジェクトや監査契約は積極的に整理しているみたいですね!
大手監査法人の人員数比較(2019年度)



社員はパートナーを指します!社員以外の職員が一般的な従業員のイメージです!

社員(パートナー)の人数比で見ると、PwCのパートナー比率が全体の5%なのに対して、他の監査法人のパートナ比率は8%~10%となっていますね!


PwCのその他の人員が400人近く減少していますね!

公認会計士が減少傾向にあるのは、修了考査の合格率が低下している影響もありそうですね!
まとめ
・大手監査法人は全法人が業務収益増加
・業務総収益1位はトーマツ
・1社あたりの非監査業務収益はダントツでPwCが1位(22.4 百万円)
・EY新日本はクライアント数が300社以上減少したが、収益は増加している
・全法人において、公認会計士の人員数が減少
・PwCの人員数が200名弱減少している(主にその他の人員が減少)


最後までお読みいただきありがとうございました!新型コロナウイルスによる経済悪化の影響については、一般事業会社より遅れて監査法人にくるかもしれません!


今後の状況に注目ですね!


それでは次の記事でお会いしましょう!!!
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