
こんにちは!公認会計士クロです!!
今回は、公認会計士試験に強い大学を直近の合格実績を交えて解説しております!

今回の記事は以下の疑問にお答えします!
公認会計士試験合格者はどこの大学が多いのか?
公認会計士試験に合格するために大学は必要なのか?
公認会計士試験を目指す人にとってオススメの大学があるのか?
合格者の少ない大学や高卒でも受験可能なのか?合格は出来るのか?
公認会計士試験に強い大学は?直近の合格実績は?

直近(令和元年度)の大学別 合格実績は上記の通りとなります!
令和元年度の全体の合格者数は1,337人のため、上記の上位10大学が合格者の約50%を占める結果となりました。
過去5年度の推移は以下の通り

出典:公認会計士三田会調べより集計
合格者ランキング1位は慶応義塾大学、2位は早稲田大学が安定しており、明治大学と中央大学が3位争いをしているような状況となっています。
合格者数だけを見れば、上位の大学は公認会計士試験に強い大学のように見受けられますが、以下の要素を考慮すると一概には言えないと考えられます。
・大学毎の会計士試験受験者数が把握できない
・既卒の合格者も集計されているため、平均的な受験期間が把握できない
・公認会計士試験は個々の学習能力に依存するため、初めから学習能力が高い学生の多い大学は有利となる
・多くの会計士受験生が受験予備校(TAC・大原・東京cpa等)のカリキュラムを中心に受験対策をする
所属大学は公認会計士試験の合否に影響を与えるのか?

公認会計士試験対策は大学の講義より受験予備校のカリキュラムの方が重要な場合が多いです!
大学に行かなくても受験予備校のカリキュラムをしっかり消化して、継続的に勉強すれば合格水準に達する事が可能だと考えられます!
その上で所属する大学が与える影響について考察は以下の通りです
【所属する大学が与える影響】
・合格者が多い大学では縦の繋がりを形成しやすく、会計系のゼミなどを通じて、既に合格した働いている人達から情報を得やすい
・所属大学の在学中合格者が多いと刺激になるため、モチベーションを保ちやすい可能性がある
・公認会計士・税理士を目指すためのゼミ、学科やコースがある大学では、講義で取り扱う内容が国家試験に直結するメリットや試験直前期に集中して勉強出来るように配慮がなされる場合がある
・大学受験勉強を通して、学習能力(効率性・集中力・継続力等)が高まると、会計士試験の勉強に一定の効果がある可能性がある
公認会計士を目指すという観点では、合格者実績が多い大学で目指す方がメリットは多いと思います。
この点、希望の大学に落ちたため浪人するぐらいなら、すべり止めの大学に進学して受験予備校へ通って勉強するほうが早く合格できる可能性もあると思います。
公認会計士を目指す人にオススメの大学は?

公認会計士試験の合格という点を重要視される場合は、可能な限り合格実績のある大学に行く事が無難だと思います!
大学別 公認会計士試験 2次試験 合格者数

出典:公認会計士三田会調べより集計
さらに大学選びの際に以下の点を考慮すると良いです。
【大学選びのポイント】
・受験予備校が提供する会計士試験に特化したカリキュラムを大学が講座を設けている
・受験予備校代や会計士受験生向けの奨学金等のサポートが多い(現役合格した場合、補助金を貰う事が出来る大学もあります)
・会計士試験に囚われ過ぎずに、一般的な大学選びの基準も考慮する
・希望の大学に入れなくても会計士試験に合格することは可能である
まとめ
【まとめ】
・公認会計士試験は圧倒的に早慶が強い
・公認会計士試験の合格実績が多い大学の方がメリット多い
・大学によって、会計士試験に対するサポート体制が違うため、各大学の情報収集が重要
・大学に行かなくても公認会計士試験に合格することは可能
公認会計士試験に受験資格はありません!
どこの大学行ったとしても、会計士試験に合格出来るかどうかは、最終的に自分次第です!
もし選べるのであれば、自分に合った環境で少しでも合格可能性を高めると良いと思います!
それでは次の記事でお会いしましょう!!!
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