
こんにちは!公認会計士クロです!
本日は公認会計士試験を独学で挑むか、予備校に申し込んで勉強するか、迷っている人に向けて記事を書きました!

予備校代って2年間で70万ぐらいするんですよね?
お金ないし、独学にしようと思っていたんですけど・・・

結論から言うと、独学は絶対にやめた方が良い!
お金が無いなら、奨学金を借りたり、半年間ぐらい必死にバイトしてから勉強しても良いと思うよ!
⇩公認会計士という職業に興味がある方は以下の記事もおすすめです⇩
クレアール公認会計士講座
今、会計士受験業界で話題の「非常識合格法」で効率的に合格が目指せます。
1、試験範囲は膨大のため、重要性の判断と効率的な勉強が難しい


新試験制度移行の公認会計士試験に合格して、その後、実務で会計監査に携わってみて私が感じることは、公認会計士試験を通して自分が重点的に勉強した内容は全体の一部に過ぎないという事です!
全体の一部を勉強しても合格することが可能です!
もっと言えば、多くの受験生は全ての試験範囲を網羅的に仕上げることは出来ないので、出題可能性が高い重要な論点や受験生が解きやすい論点をしっかりと完答することで合格することが出来ます!
毎日、朝から晩まで勉強する前提で、どのポイントに力を注ぐか?圧倒的な勉強量と効率が合格の鍵となります!
ここで、最新の予備校のテキストを使わずに、学術書などを使った独学でチャレンジした場合、膨大な範囲の中で重要な論点を絞る労力が増えるため、非効率な面があります!
また、自分が重要な論点だと判断した部分が必ずしも正確では無い可能性があるので、効果的な勉強に繋がらないこともあります!
大手受験予備校では、専任の予備校講師が過去問や合格者の傾向などを長年にかけて分析してきたノウハウがあるため、重要な論点に絞ったテキスト、問題集の作成、講義や答練(テスト)を実施しております!
効率性の観点から、予備校に入る方が得策だと思われます!
⇩どれくらい勉強する必要があるかは以下の記事をご参考にどうぞ⇩
2、試験は相対試験であるが、独学だと母集団の実力を測りづらい


相対試験とは上位○○%が合格する試験なので、70点を超えた人は全員合格という絶対評価の試験ではありません!
公認会計士試験は1次試験の合格ラインが70%(350/500点)という基準の目安はありますが、毎回バラバラで1次試験の合格ラインは問題の難易度などによって上下します!
また、公認会計士試験の2次試験の合格ラインは得点比率52という基準の目安があり、1次試験に比べて固定的ですが、この得点比率は簡単に言えば偏差値のようなものなので、上位30%超が毎年合格しています!
相対試験の性質がある試験であるため、受験生の母集団の大半が解けない問題は解けなくても合否には影響は無いです!
正答率の高い問題を全て完投すれば、それだけでも上位なので、大手予備校が実施する答練や模試を受けて、結果を分析することで自分の立ち位置がわかります!
母集団を意識して勉強を進めていくと、絶対に落としてはいけない典型論点や埋没問題が段々とわかってきます!
本試験は時間が足りない科目もあるので、問題を解く順番や精神的な落ち着きをつけられるようにしておくと良いでしょう
⇩試験の難易度等については以下の記事を参考にしてください⇩
3、自分ひとりで理解出来ない論点を解決する術が少ない


大手予備校にはプロの講師や合格者のチューターが居るので、わからない時に質問できるメリットがあります!
よくわからない問題にぶち当たった時、自分の頭で考えようとする試みも大事ですが、考え過ぎて時間を浪費していませんか?
独学だと、わからない問題を考え過ぎたり、暗記で乗り越えようとしてしまう傾向があると思います!
もちろん、暗記することは大事です!
しかしながら、重要なところを絞っても試験範囲は膨大なので、フル暗記だと記憶を維持することの難易度が跳ね上がります!
本質を理解していると、記憶の定着や長期記憶の保持に繋がるので、質問できる環境はあった方が良いです!
また学習方法や進捗については適時に講師に相談した方が良いです!
沢山勉強しても、勉強の方向性が間違っていたら本当に勿体ないです!
クレアール公認会計士講座今、会計士受験業界で話題の「非常識合格法」で効率的に合格が目指せます。


4、受験仲間や予備校講師との出会いが少ない


1人で黙々と勉強したい人も居らっしゃると思いますが、個人的には予備校に入って良かったと思うのは環境と出会いです!
予備校の自習室では朝から晩まで真剣に勉強している会計士受験生が沢山います!
性根が怠惰だった自分にはとても刺激になりました!
毎日自習室で顔合わせているうちに、知り合いになり廊下で挨拶したりするようになったり、合格後も受験生時代に一緒に勉強していた人達と定期的に会って情報交換をしたりしているので、その後にも繋がっていると実感しています!
また、予備校講師は会計士としての実務経験があったり、現場のことを知っている人が多いので、講義では言えないような話を聞かせてくれてモチベーションアップになりました!
5、まとめ
公認会計士試験は独学に向かない!大手予備校を使うべき理由
👉効率的な教材で重要な論点を押さえられる
👉母集団の実力を把握する、自分の立ち位置を把握できる
👉わからない問題を放置しない、質問して理解しやすい
👉モチベーション、その後の人脈に繋がることがある
試験合格後、沢山の会計士試験合格者を見てきましたが、独学で受かったと言っている人を全く見たことが無いです!
世の中には独学で受かる人も居らっしゃるのかもしれませんが、それはその人の天性の能力に依存した結果の可能性が高いですし、予備校に通っていればもっと簡単に合格していたと思います!
それでは次の記事でお会いしましょう!

