こんにちは!公認会計士クロです!!
今回はITスキルに焦点を当てて
これから監査法人で監査業務に従事する新人スタッフ向けに執筆しました!
注意事項は以下の通りです。
- 絶対的な教科書はない!チーム単位で求められるスキルや方法論が違います!
- 当記事についても、気に入った部分を頭の片隅に入れておく!常に懐疑心保持!
- 発信は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません!

会計士試験で散々勉強したのに、また勉強?
なんか疲れてきたよー

実務についてからも沢山勉強することがある。
勉強する時間を作るためにも、ITスキル向上は必須である。
作業スピードを極限まで高めて、”考える時間”をつくる!それに尽きる

まずはブラインドタッチ!タイピング速度を向上する

どんなに優秀な人でも仕事をする上でタイピングをする時間をかなり消費しています!
- メール対応
- マニュアル・指示書の作成
- 監査調書の作成
- 議事録の作成
- メモ等…..
監査法人では会議や相談対応等もありますが、PCに向かって文字を入力している時間が長いです!!
人が集まって、皆さんがPCと睨めっこしながらカチカチやっているの光景をよく見ます!
キーボードを見ずに入力するブラインドタッチは出来て当然なので
ブラインドタッチで評価が上がることはありませんが、
出来ないと、印象が悪くなることもあります!
仕事をしていれば、嫌でも早くなりますが、最初から早いことに越したことはありません!
↓おすすめの練習ツールは寿司打というウェブサイト上のゲームです
↑おすすめ5000円コースでお釣りが貰えるぐらいあれば、最低ラインは超えていると思います!
まとめ
①顔を上げながらタイピングが出来れば、話している人の目を見ながらメモや議事録を取れて、好印象となる
②文字を打つという作業時間を短縮することで、考える時間を確保しやすくなる
③ITスキルは監査法人の業務以外でも使える!PCを使う仕事なら必須のため、汎用性がある
④最低限のITスキルで社内での評価が上がるわけではないが、漠然とした偏見によって評価が下がることが無くなる
Excel 小技・ショートカットを押さえる!

監査法人で作成する監査調書の6~7割はExcelデータです!
Excel作成能力は仕事のスピードに直結すると言っても過言ではありません!
特に監査スタッフのうちは、ゴリゴリ調書を作成することが多いので
早めに習得しておいた方が良いです!
おすすめショートカット一覧① ~CtrlがExcelを支配している~
- Ctrl+S 上書き保存
- Ctrl+O ファイルを開く
- Ctrl+N 新規ファイル作成
- Ctrl+A 全てを選択
- Ctrl+W ファイルを閉じる
- Ctrl+C コピー
- Ctrl+V 貼り付け
- Ctrl+Z 元に戻す
- Ctrl+Y やり直し
- Ctrl+F 検索
- Ctrl+H 置換
- Ctrl+F2 印刷プレビュー
- Ctrl+P 印刷
- Ctrl+U 下線
- Ctrl+I 斜体
- Ctrl+D 上のセルをコピー
- Ctrl+R 左のセルをコピー
- Ctrl+Enter 複数のセルを同時入力
- Ctrl+Home(Fn+←) A1セルへ移動
- Ctrl+End(Fn+→) 最終セルへ移動
- Ctrl+矢印(↑↓→←)データ入力の最初または最後に移動
- Ctrl+Shift+矢印(↑↓→←)データをまとめて選択
- Ctrl+Shift+”+” 行または列を選択した状態で行または列の追加
- Ctrl+”-” 行または列を選択した状態で行または列の削除
- Ctrl+PgDn(Fn+↓) 次のシートへ移動
- Ctrl+PgUp(Fn+↑) 前のシートへ移動
おすすめショートカット一覧② ~すべてがFになる~
- F1 ヘルプ
- F2 セルの編集
- F4 繰り返し(前の動作)
- F12 名前をつけて保存
- Shift+F12 新しいワークシート挿入
おすすめショートカット一覧③ ~Altの下克上~
- Alt+Tab タスクの切替、タスク一覧表示
- Alt+Enter セル内改行(セルの編集している時)
- Alt+H+V+S (コピー後)形式を選択して貼り付け
- Alt+ ↓ ドロップダウンリストから選択

多すぎて覚えられないよ・・・

少しずつ試してみて、気に入ったショートカットから覚えていくのだ!
使っているうちに覚えていくものだ!
まあ、私はショートカットを暗記するために3日徹夜したけどな。
Excel 基本的な関数や機能をマスターしておく!

監査調書の作成には関数が不可欠である!
データを分析する、計算する、サンプルを抽出する
様々な場面でExcel関数に出くわします!
また、Excel関数については会計監査という仕事以外にも
使う仕事が多いので、転職先でも使えるスキルの可能性が高いです!!
Excelを学ぶためにセミナーに参加したり、本を読んで学習したりするのも良いと思います!
これだけは押さえておきたいExcel関数・機能
- SUM/SUMIF
- IF/IFERROR
- VLOOKUP/HLOOKUP
- SUBTOTAL
- COUNT/COUNTIF(S)
- ピボットテーブル
- フィルタ機能
各関数の解説記事は鋭意執筆中です!
上記を知らない、使うことが出来ない人は監査法人内に殆どいないと感じるくらい
皆さんが知っている関数や機能です!
Excel関数・機能をマスターしていると以下のようなメリットがあります!
・過年度調書(Excel)を見て、何をしているか理解することが出来る
・作業をする時間を縮小して、頭を使う時間を作れる
・監査法人から転職した先でも使用する可能性が高いため、汎用性がある
・スタッフとしての評価が少し上がる
その他
Excel以外にもWordやパワポを使う機会があります!
Wordに関しては基本的な操作を押さえていればとりあえず大丈夫です!
個人的には前期調書(Word)を当期バージョンに更新する場合、”校閲”機能をつけておくと便利です!
調書のレビュワー目線ですが、どこを更新したのか一目瞭然なので、大変助かります!
パワポについては、ゼロベースで資料を作って発表という機会はあまり無いですが
転職をお考えの方は出来るようにしておいて損は無いです!
以前、パワポの使い方が上手だなと思った人が進めていた本を購入しましたが
役に立ったので参考に載せておきます!
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございます!!
ITスキルは汎用性が高く
監査法人で優秀な人は軒並みITスキルも高いです!
ITスキル以外に求められるスキルは多岐に渡りますが
監査プレイヤーであるスタッフの時期から
ITスキルは高い方が絶対に良いです!
Excel作業をしていて、何となく能率が悪いな思ったら
googleで検索してみると、時短になる方法が色々出てきますのでお勧めです!
それでは次の記事でお会いしましょう!!!
公認会計士クロ
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